ここでは、ジュエリーに関する情報をまとめました。
ジュエリー(宝石)ごとに特徴がありますので、ぜひ一度ご覧ください。
透明色の輝きが美しいダイヤモンド以外にも、ルビー、サファイア、エメラルドなどの美しい色彩をもった宝石(カラーストーン)や、真珠、ペリドットやオパール、トパーズ、ラピスラズリ、翡翠(ひすい)といった、様々な宝石やジュエリーをご紹介します。

オーダーメイドジュエリー・オリジナルジュエリー

量産品や既存の枠を使用するのではなく、職人がジュエリーのパーツを、ひとつひとつ丁寧に組み立て時間と手間をかけて、精密に仕上げられるラグジュアリーな煌めきと、ものづくりの真髄を体現していただける至高のジュエリー、それがオーダーメイドジュエリーです。
ブライダル(婚約リング・結婚リング)・ペンダント・真珠(パール)などデザインを、綿密にお打合せをさせていただき、様々な方法でご希望のジュエリーデザインとコンセプトを生かし、ジュエリーの強度も低下させないようなオリジナルジュエリーを制作進行させていただいております。最近では、普段使いのジュエリーとして、ダイヤモンドのオリジナルネックレスをブライダルジュエリーとして制作させていただく事も人気です。
また、紛失してしまった大切なジュエリーの復元もお客様のご要望に応じたオリジナル制作にて承っております。

リフォームジュエリー

ジュエリーは、日常や特別な場面にいつも寄り添い、大切な瞬間を記憶に残してくれます。
その思いを受け継ぎ、次なる輝きへ蓄積されたデザインへの深い造詣とお客様のご希望をもとに描いたデザインにリフォームされたジュエリーを生み出します。
アートジュエリー緑のブランドである”AJM”ジュエリーを、「作品」としてとらえる真摯な姿勢と自然と芸術が融合した様式美は、蓄積されたデザインへの深い造詣をもとに新たなジュエリーリフォームとして生み出しています。最近は日本でもヨーロッパのジュエリー文化のように受け継がれるジュエリーが増えています。受け継がれた婚約リングのダイアモンドから、新たなデザインで婚約指輪をリフォームして制作するご相談も多くいただいております。

誕生石について

誕生日のプレゼントに、誕生石や天然石を使ったジュエリーを贈られるお客様がいらっしゃいます。宝石の中には、パワーストーンとしても、宝飾品(指輪・ピアス・ネックレスなど)としてよく使われます。また、神話に登場する宝石も数多く存在します。

ガーネット

英名:Garnet
和名:柘榴石(ざくろいし)
誕生石:1月
石言葉:真実、友愛、忠実
硬度:7
特徴:代表的な色は赤色ですが、赤色以外にも、緑や黄色、オレンジ色のガーネットがあります。
ひとつの宝石(鉱物)につけられた名前ではなく、複数の鉱物をひとつにまとめた名前になります。
アルマンディン・ガーネット、パイロープ・ガーネット、ロードライト・ガーネット、クロッシュラー・ガーネット、テマントイド・ガーネット, マンダリン・ガーネットがあります。

アメジスト

英名:Amethyst
和名:紫水晶(むらさきすいしょう)
誕生石:2月
石言葉:誠実、心の平和
硬度:7
特徴:紫色の石が特徴で、恋のお守り用としてのジュエリー(宝石)に人気があります。
「石英」と呼ばれますが、「クォーツ」と同じ鉱物に属します。

アクアマリン

英名:Aquamarine
和名:藍玉(らんぎょく)・藍柱石(らんちゅうせき)
誕生石:3月
石言葉:沈着、勇敢、聡明
硬度:8
特徴:さわやかな水色が特徴の宝石。
中世ヨーロッパの船乗りは航海の際に必ずお守りとしてアクアマリンのジュエリー(宝石)を身に着けていたとも言われています。アクアマリンには、激情を和らげ、冷静にさせる効果もあると言われています。

ダイヤモンド

英名:Diamond
和名:金剛石(こんごうせき)
誕生石:4月
石言葉:清浄無垢
硬度:10
特徴:美しく、最も人気のあるジュエリー(宝石)です。婚約指輪(エンゲージリング)などに用いられることが多く、とても人気の高いジュエリー(宝石)です。

エメラルド

英名:Emerald
和名:翠玉(すいぎょく)
誕生石:5月
石言葉:幸福、幸運
硬度:7.5
特徴:サンスクリット語の「緑の石=スマラカタ」という言葉が語源です。エメラルドの緑には生命力溢れる力強さを持っており、太古の昔から人々は崇拝してきたと言われています。クレオパトラがアイシャドウとして使用したエピソードもあるくらい有名です。エメラルドはデリケートなジュエリー(宝石)ですので、超音波洗浄はやめましょう。色抜けや、割れてしまうリスクもありますので注意が必要です。

パール

英名:Pearl
和名:真珠
誕生石:6月
石言葉:健康、長寿、富
硬度:3.5
特徴:品のあるジュエリーとして真珠(パール)は根強い人気があります。硬度が3.5度で、ルビー、サファイアの9度、水晶の7度などに比べ、やわらかい宝石です。金属や硬い石、ダイアモンドや硬度の高い宝石などが当たるとキズになりやすいですので、ハンドバッグや宝石箱にしまうときには、注意しましょう。

ルビー

英名:Ruby
和名:紅玉(こうぎょく)
誕生石:7月
石言葉:熱情、仁愛、威厳
硬度:9
特徴:ラテン語で赤色を意味する「ルベウス」という言葉が語源です。
赤い宝石といえばルビー。原産地ミャンマーでは「神の石」とも呼ばれ崇められていたこともある、ジュエリー(宝石)です。

ペリドット

英名:Peridot
和名:橄欖石(かんらんせき)
誕生石:8月
石言葉:夫婦の幸福、和合
硬度:6.5
特徴:ペリドットは、オリーブグリーンの色合いがある宝石で、和名の橄欖(かんらん)石である橄欖はオリーブをさします。鉱物学的には、オリヴィンと呼ばれ、語源はオリーブです。古代エジプトでは、「太陽の石」とも呼ばれる神秘的なジュエリー(宝石)です。

サファイア

英名:Sapphire
和名:青玉(せいぎょく)
誕生石:9月
石言葉:慈愛、誠実、徳望
硬度:9
特徴:サファイアもルビーも同じ鉱物名の「コランダム」という種類になります。サファイアには多様な色があり、赤いものだけをルビーと言います。ルビーとは兄弟のような存在で、コランダムにチタンや鉄分が混ざると、青いサファイアになります。ジュエリー(宝石)として、とても人気があります。

オパール

英名:Opal
和名:蛋白石(たんぱくせき)
誕生石:10月
石言葉:心中の歓喜、安楽、忍耐
硬度:6
特徴:色の美しいものは宝石として扱われ、10月の誕生石とされている。特に日本で好まれている宝石で、乳白色の地に虹色の輝き(遊色効果)をもつものは中でも人気が高く、「虹色石」とも呼ばれています。カボション・カットでカットされ、ブローチや各種のジュエリー(宝石)や装飾品に加工されます。

トパーズ

英名:Topaz
和名:黄玉(おうぎょく)
誕生石:11月
石言葉:友情、友愛、希望、潔白
硬度:8
特徴:ギリシャ語で『探し求める』を意味する『topazos』(トパゾス)からという文献もあれば、サンスクリット語で『火』を意味する『tapas』といわれることもある。色は、黄褐色から橙褐色があり、ジュエリー(宝石)として用いられる。

ラピスラズリ

英名:Lapis Lazuli
和名:瑠璃(るり)
誕生石:12月
石言葉:成功
硬度:5.5
特徴:人類に認知され、利用された鉱物として最古のものとされている。エジプト、シュメール、バビロニアなどの古代から、ジュエリー(宝石)として、また顔料ウルトラマリンの原料として珍重されてきた。日本ではトルコ石と共に12月の誕生石とされる。

記念日(アニバーサリー)とジュエリー(宝石)の関係について 

様々な宝石やジュエリーが、アニバーサリージュエリーとして記念日に送られますが、10周年、25周年という節目の結婚記念日にはスイート10、スイート25という形でダイヤモンドを贈られるケースが多いです。いつまでも形として残るダイヤモンドは、大切な二人の記念日として最高にふさわしいのではないでしょうか。

10年、20年と結婚の年輪を重ねていく上で、その節目々々を祝う行事は大切にしたいものです。結婚25周年の銀婚、50周年の金婚はあまりに有名ですが、それ以外で、各年代で宝石と関係のあるものをご紹介します。憶えておくと、きっと、役に立ちますよ。

12周年 めのう婚(アゲート)
13周年 月長石婚(ムーンストーン)
14周年 苔めのう婚(モス・アゲート)
15周年 水晶婚(ロック・クリスタル)
16周年 黄玉婚(トパーズ)
17周年 紫水晶婚(アメジスト)
18周年 ざくろ婚(ガーネット)
19周年 風信子婚(ジルコン)
23周年 青玉婚(ブルー・サファイア)
26周年 星条青玉婚(ブルー・スター・サファイア)
30周年 真珠婚(パール)
35周年 珊瑚婚(コーラル)
39周年 猫目石婚(キャッツ・アイ)
40周年 紅玉婚(ルビー)
45周年 金緑婚(アレキサンドライト)
52周年 星条紅玉婚(スター・ルビー)
55周年 翡玉婚(エメラルド)
60周年 黄金金剛婚(イエロー・ダイアモンド)
65周年 星条青玉婚(グレー・スター・サファイア)
67周年 星条青玉婚(パープル・スター・サファイア)
75周年 金剛石婚(ダイヤモンド)

結婚指輪として最初にダイヤモンドが選ばれ、75年後もまたダイヤモンド。ダイヤモンドとはつくづく幸せな宝石ですね。もちろん、贈り、贈られる方はそれ以上に幸せなのは言うまでもありませんが。

宝石の取り扱いについて

ジュエリー(宝石)は、美しく、稀少価値があります。
しかし、美しいジュエリー(宝石)にも弱点がある場合もあります。ある宝石は、割れやすく、ある宝石はキズつきやすく、ある宝石は熱や乾燥に弱いなどなど・・・。宝石の美しさを保つためにも、それら個々の宝石の弱点を知り、取扱いに配慮することが、長く愛用していただく為に大切です。

①キズへの注意

キズのつきやすさは宝石の硬度で表されます。硬度が7以下のものはキズつきやすいのだと理解して大切に取り扱う必要があります。 真珠やサンゴ、オパールなどは、24時間365日つけ続けるのは避けてください。
また、宝石どうしを擦り合わすのは、硬度の弱いほうの宝石にキズが入ってしまう為、厳禁です。宝石はひとつずつ別々に保管してください。また、ほこりをはらう程度の手入れが必要です。石の表面をやわらかい布でやさしく拭くようにしてください。

②割れや欠けの注意

割れやすい宝石は、尖った角にぶつけたり、落としたりしないよう配慮する必要かあります。割れやすい宝石には、エメラルド、トパーズ、トルマリン、ペリドット、オパールなどがあります。これらの宝石の、超音波での洗浄は厳禁です。

③熱や乾燥に対する注意

とりわけ注意したいのは多孔質のオパールとトルコ石です。 水分を多く含んでいるので、熱が加えられたり乾燥したりすると亀裂が生じます。亀裂は割れの原因になります。

④退色の注意

全ての宝石にいえることですが、特にアメジスト、シトリン、トルコ石、真珠(パール)などは直射日光の当たる場所に長時間放置しないこと。

⑤洗剤、薬品に対する注意

真珠(パール)、こはく、サンゴ、トルコ石、オパールなど、洗剤や薬品がついたら、ティッシュペーパーや柔らかい布などですぐ拭き取ること、これらの宝石の水洗いにも注意が必要です。

宝石の加工について

一般に、宝石の原石をカット・研磨した物をルース(裸石)と言います。
カット・研磨する事により、宝石そのものの美しさを引き出しています。
その、ルース(GEM(宝石))を、さらに自分の希望に指輪やペンダントなどに制作進行するとJEWELRY(宝飾品)になります。指輪にするのか、ネックレスにするのか、それともイヤリングやブローチにするのか。または、個性的なものにするか、それとも飽きのこないシンプルなものにするか。
やりかたは大きく分けてふたつ、既製の空枠に組み込むセミオーダーか、オーダーメイドの世界に一つだけのオリジナルデザインで制作するか。
スーツを新調するのに、店に売られている既製品のスーツを買うのと、じぶんのからだの特徴に合わせてオーダーメイドする、ふたつのやりかたがあるのと一緒です。
キャッツアイやスタールビーのように特殊な光の効果をもつ宝石を最高の状態でセットしたいときや、オリジナルなデザインを使いたいときなどは、オーダーメイドされます。思いのままに制作されますが、ひとつひとつ手作りで進行する訳ですから、期間と費用がかかります。しかし、いい素材なのに粗雑な作りでは、せっかくの宝石が台無しです。それから良い品質の宝石は、石そのものに注目が集中するので、シンプルなデザインを用いたぼうが好ましいでしょう。シンプルなデザインは、お洋服を選ばず、飽きがこないことが多いです。また、メインの宝石の脇に小粒のダイアモンドをあしらうようなデザインには、そのダイアモンドの大きさだけでなく、品質もある程度均一に揃える必要があります。それも全体のバランスに作用する大切なことの一つです。
一方、セミオーダーでは、既に制作されている原型より、ご希望の指のサイズに合わせて制作することが可能です。したがって低いコストで済みます。時間も節約されます。現在の日本では、このセミオーダーが主流となっています。実際のセミオーダーでは、素材である宝石とそれを支えるデザインのバランスも大切です。

婚約指輪(エンゲージリング)

婚約指輪(エンゲージリング)は、結婚する前の約束として男性から女性にプロポーズなどの際に贈るリングです。最近では婚約指輪と結婚指輪を兼ねた”エンマリリング”もあります(エンゲージリング+マリッジリングの略)。ちなみにダイヤモンドのエンゲージリングを初めて贈ったのは1477年、オーストリアのマキシミリアン大公だと言われており、そのお相手はブルゴーニュのマリー姫でした。
現在、婚約指輪のダイヤモンドを選ぶ方は、全体の7割近くだといわれています。ダイヤモンドの清らかな輝きが、花嫁のイメージに重なり、ダイヤモンドの永遠の輝きが女性へのメッセージと言われています。
もし、宝石をあまり買い慣れていない方なら、まず、予算を決めるといいと思います。
「婚約指輪の予算はその男性の月収の3カ月分」とよく云われますが、この数字に神経質にこだわる必要はありません。とにかく予算が決まれば、その予算のなかで女性に喜んでもらえるものを選ぶことが大切です。
ダイヤモンドは、カラット、カット、カラー、クラリティ、この4項目で採点され、4つの頭文字のCから4Cとも呼ばれる等級づけがされます。大きさ(実質は、1ct=0.2gを基準とした重さの表記)とはカラットのことで、質とはカットとクラリティとカラーの兼ね合いです。納得する品質を選びましょう。
デザインは、6本爪のシンプルなものが、人気です。また最近、メインのダイヤモンドの脇に小粒のダイヤモンドを散りばめた、デザインも人気を浴びています。
婚約指輪に、ダイヤモンドではなく、誕生石を選ぶ方もいます。あるいは女性の好みを聞いて、そのひとの好きな宝石を選ぶという方も増えはじめています。真珠の3点セット(指輪、ネックレス、イアリング)を贈る方もいます。紀子さまの場合は、真珠でした。

結納

結納は、結婚をすることになった両家が共同で行う婚約の儀式のことです。結納金や結納品を形式にのっとって受け渡すことで、婚約が調います。女性が名字を変える場合は男性側が結納金や結納品を贈り、男性が名字を変える(婿入りする)場合は女性側が贈ります。
結納式では、贈る側が口上(こうじょう)という決まり文句を述べて贈り物の中身が書かれた目録を渡します。それを贈られた側が確認して、受書(うけしょ)を相手に返します。「無事に結納を納めることができました」という結びの言葉で、結納式が終了します。
結納を済ませた後には、両家で会食をすることが多いです。

結納品

進め方に決まった手順や口上があるわけではありませんが、結納式の流れに沿って、厳かな お披露目シーンを演出ができると素敵です。婚約指輪も結納品のひとつで、結納品の目録に「優美和(ゆびわ)」や「結(ゆ)美和(びわ)」などの、おめでたい字を、当て字に使って目録に書きます。

顔合わせ食事会

結納をせず、食事会だけをするのが「顔合わせ食事会」です。「顔合わせ食事会」の主催者には決まりはありませんが、ふたりが双方の親を招くことが多いです。参加者にも決まりはなく、ふたりの兄弟姉妹やその子どもなども参加することがあります。
しきたりにのっとった「結納」に比べると、決まり事がない「顔合わせ食事会」の方が、現代の風潮に合ったカジュアルな印象になります。

結婚指輪(ブライダルリング)

結婚式という、はなやかな式典のなかで欠かせないのが結婚指輪の交換。
結婚式の日もしくは入籍した日に男女が取り交わす指輪です。マリッジリングやウェディングバンドとも言われます。
結婚指輪は古代ローマ時代から取り交わされるようになったとされ、はじめは鉄でした。それが、ローマ時代末には金に変わり、 現在でも欧米では金のデザインが多いです。一方、日本ではアレルギーなどが起こりにくく金属として安定しているプラチナのシェアが高いです。このマリッジリング、常に身に着けるのでシンプルで飽きの来ないデザインがお勧めです。
リングの内側には、記念の日付やメッセージ、お互いのイニシャルを刻印することが多く、たとえば、1994.10.10.TtoS(1994年10月10日、拓也から桜ヘ)や最近では出会った土地の経度と緯度などを、刻印したりする人たちもいます。

エタニティリングについて

結婚記念日や子供が生まれた記念に夫から妻へ贈られる指輪です。出産祝いのギフトとしても最適なプレゼントです。永遠に変わらない気持ちを表すため最近では結婚指輪に選ばれる方も多いです。
指輪の全周にとぎれることなく宝石が留められるエタニティリングが基本ですが、サイズ直しの可能性を考えて半周程度に宝石を留めた『ハーフエタニティ』もあります。このハーフエタニティに対して全周している通常のエタニティリングを『フルエタニティ』と呼ぶこともあります。

ベビーリングについて

ご出産記念に親しい人や祖父母、父母から贈られる指輪です。心も体も健康に育つように願いを込めたもので、その名の通り赤ちゃんの指に合わせたサイズのため大変小さくてとってもかわいい指輪です。
ママがペンダントトップとして利用して、成人したお子様にプレゼントされるお話しもあり、職人である私たちも感動します。ベビーリングに、誕生石を入れられて制作される方も多いです。

ピンキーリングについて

『ピンキー(pinky)』は英語で小指っていう意味で、古来より「小指はチャンスや秘密」の象徴とされています。小指は一番端にあるにあるので、指輪のサイドにポイントをおくリングも多く、小さくてキュートなリングです。
また、最近ではメンズリングとして、おしゃれにつけこなされる方も増えています。

プロポーズリング

7割以上の男性がサプライズでのプロポーズがしたい。
7割以上の女性が男性からのプロポーズを待ち望んでいて、プロポーズ時に指輪をもらいたい。と言う統計が有ります。しかし、ジュエリーに馴染みが少ない男性は、指のサイズが分からない?デザインの好みがわからない?など女性は、本当は憧れの婚約指輪(エンゲージメントリング)デザインがある。など意外な壁があります。
アートジュエリー緑のプロポーズ専用リングなら、「理想のプロポーズ」をさまたげる壁を越え、気持ちを伝える手助けも出来るように「Would you marry me」のメッセージが指輪に刻印されています。
そして、感動のサプライズの後、お二人ご一緒に当店(アートジュエリー緑)にてエンゲージメントリングを選ぶことができます。

プラチナ

世界の限られた地域でしか採掘されず、プラチナの産出量はゴールドの1/30程度と希少価値が高いです。原鉱石1tに含まれるプラチナの量はたった3gのため、例えばリング1本(3g)を作る際には、1tもの原石が必要になります。そのため、高価なものですが、身に着ける人に気品を与えてくれる価値のある素材でもあります。
また、プラチナは、貴金属の中で比重が最も高く、変色・変質しにくく安定しています。
ダイアモンドとの相性がよく、共に生まれながらのピュアな輝きを永遠に放ち、お互いに引き立て合える存在でもあります。さらに、繊細な細工を施すことができる特性をもち、エレガントなデザインに適している貴金属ともいえることから日本では婚約指輪と結婚指輪のジュエリーとして、プラチナを選ばれる方が多いです。
Pt1000(999.9)・Pt950(プラチナ950)・Pt900(プラチナ900)について
Pt1000(999.9)は、純度100%(正確には99.9%以上)Pt950は、純度95%、Pt900は、純度90%。
100%純粋な金属は、化学的・理論的にも存在しないとされているため、「純プラチナ」は純度が99.9%以上のプラチナを指します。この純プラチナは、軟らかく伸びやすい性質がありますが、変形や傷がつきやすいのがデメリットです。アートジュエリー緑では、Pt1000/Pt999のジュエリーとしてのお取り扱いを行っておりません。
Pt900とPt950の違いについて、Pt950は、プラチナの国際的な広報機関であるプラチナギルドインターナショナルが、プラチナジュエリーの国際基準をPt950以上と定めたことにより、海外ブランドの多くが、Pt950を使用しています。一方Pt900は、Pt950より5%多くの割金が混ざっていることにより、強度があるので、変形しにくく、傷がつきにくいメリットがあります。そのため日本国内の指輪に多く見られます。このことから、強度を保ちたいネックレスなどの細かいパーツにはPt850が使用されることが多いです。
また、ハードプラチナとは、10%もしくは5%の割金に特殊の金属を配合して硬度を高めたものです。
配合する金属や比率は各ブランドや工房によって独自に研究され、制作されるジュエリーのアイテムによって必要な強度なども考えて使用することもあります。

ゴールド(18金)

歴史上の流通で最も古い記録が残る貴金属、ゴールド。装飾品の他にも、お守りや通貨として使用され、富や権力の象徴でもありました。純度100%の金は、ジュエリーとしては軟らか過ぎるので、銀や銅、パラジウムなどを加えることで、硬い性質に変化させます。純金のほか、パラジウムを配合したホワイトゴールドや、銅や銀を混ぜて色を変化させたピンクゴールド、イエローゴールドなどの種類もあり、それぞれの色合いに趣が感じられます。合金する事でスタイリッシュにもスイートにも雰囲気が出せ、世界的にも人気の高い貴金属です。市場のゴールドの多くが、金純度75%の「K18(18金)」です。日本のジュエリーは金を24分率で計算しK18としますが、海外(西洋)のゴールドジュエリーでは、1000分立で表す750の刻印(純度75%の金)が記されることが多いです。また、強度を保つためや重くなりすぎないようにピアスやイヤリングでは、K14(14金)が使用されることも多いです。最近では価格を安く抑えるためにK10(10金)を使用するジュエリーショップが増えつつありますが、金の純度が41.666・・・%と低く、販売しているショップでも修理対応できないものも多く購入する前に注意が必要です。アートジュエリー緑では、K10のお取り扱いを行っておりません。

シルバー

ゴールドと同様、シルバーも殆どが合金になります。950は文字通り95%が銀、925は92.5%が銀です。
純度が高い純銀やシルバー950は、曲げ伸ばしなどのハンドメイド加工に適しているといえます。一方、925はスターリングシルバーと呼ばれます。一般に量産されるシルバージュエリーやシルバーチェーンなどはこちらが多くなります。刻印としては、シルバー950は<Silver>の刻印、シルバー925は<Silver925>が打たれることが基本です。どちらもシルバーの特性として、酸化して黒くなってしまうデメリットがあります。
黒くなるデメリットを生かし、細工を浮き立たせるためにわざと凹凸の溝を黒くさせる「古美」・「いぶし銀」という技法や酸化させたくないデザインなどには表面を傷や酸化から守るためロジウムメッキが用いられます

ダイヤモンド

まばゆい輝きを放つダイヤモンドは、一石で強烈な存在感を与えてくれます。一般的に知られている「ラウンドブリリアントカット」は58面体のカットが施されます。また、原石のカット面積が多く高価だがロマンティックな形の「ハートシェイプ」のほか、ステップカットと言われるスタイリッシュな「エメラルドカット」などカットによって採光が変わり、様々な表情を見せてくれるのも魅力といえます。
大人のご褒美や色褪せない気持ちを伝える婚約指輪と結婚指輪、また、プロポーズに相応しい宝石です。
ダイヤモンドの品質を知るための指標としては、GIA(アメリカ宝石学協会)が考案したもので、色(カラー)、透明度(クラリティ)、カラット(重さ)、カット(研磨)による品質評価があります。また、ラウンドブリリアントカット(58面体)に対してカット評価がされるので、他のカットの場合、カットの種類しか鑑定書に記載されません。鑑定書・鑑別所を発行する機関として、GIAや中央宝石研究所などがございます。

4C

4Cとは、「カラットCarat(重さ)」「カラーColor(色)」「クラリティClarity(透明度)」「カットCut(研磨状態)」の頭文字をとった世界的なダイアモンドの評価基準の総称です。
ダイアモンドの評価基準4Cは、国際的鑑定機関である「米国宝石学会(GIA)」によって考案されました。利益を目的としない、非営利団体であるGIAは利権に左右されることなく、その厳格な公正さから世界中のジュエラー(宝石職人や宝石商)の信頼を得ています。また世界各地で設立された多くの鑑定機関ではGIAの基準に基づきダイヤモンドの鑑定が行われています。

カット

カットは、ダイアモンドの価値評価基準である4Cのひとつです。カットの良し悪しがダイアモンドの輝きに大きな影響を及ぼします。外からの光はクラウンと呼ばれるダイアモンド上部から集められ、下部のパビリオンと呼ばれる部分で反射を繰り返し再びクラウンより外へ放出されます。この内部で反射し、放出される光がダイアモンドの輝きになります。ダイアモンドは屈折率が非常に高く、プロポーションによっては、内部に入った光をほぼ100%反射することができます。
「プロポーション」「ポリッシュ」「シンメトリー」。これらの組み合わせを総合的に判断することで「カットの総合評価」が決まります。カットの総合評価は、「エクセレント」「ベリーグッド」「グッド」「フェアー」「プアー」の5段階で評価され、エクセレントに近いものほどダイヤモンドの希少価値が高く評価も高くなります。

カラー

ダイアモンドの色味の基準です。主に炭素で構成されているダイアモンドは、天然の鉱物であるため微量の窒素が含まれています。含まれる窒素が多いダイアモンドほど黄色味を帯びます。無色に近いダイアモンドほど評価が高くなります。
「カラー」の評価基準は最も無色に近いDカラーから、アルファベット順にDからZへと続き、最も黄色味が強くなるZカラーまで23段階で評価されます。「カラー」は複数のプロの鑑定士の目によって評価され、繊細な色の違いがダイアモンドの価値の差として現れます。

蛍光性

ダイアモンドに紫外線を照射すると、青色などの蛍光を発する作用をいいます。ブルーの蛍光はダイアモンド黄色味を飛ばし透明色に見せる効果も認められています。 そのため、ダイアモンドの鑑定書は、「蛍光性」という欄があり、等級づけの参考にされています。

スウィート10ダイヤモンド(スイート10)

結婚10周年の記念日を錫婚式(すずこんしき)といいます。
錫婚式とは、結婚10周年を迎えた夫婦が錫(すず)のように柔らかく、清らかに歩んできた事をお祝いする式です。10年という歳月を共に歩んできた夫婦ならではの美しさを、錫の美しさに例えてそう名付けられているそうです。
錫婚式は別名「アルミ婚式」と呼ばれることもあり、錫婚式では10周年の記念日を迎えたお祝いと共に、「これからもよろしく」という意味を込めて、夫婦でお祝いをするのが一般的です。
スウィート10ダイヤモンドは、結婚10周年の記念日に10年間一緒に過ごした妻へ10石のダイヤモンドや1.0ct(カラット)のダイヤモンドのダイヤモンドを贈るという風習です。
10周年を迎えた女性にとって、豪華なプレゼントでなくても、ダイヤモンドをあしらったジュエリーをプレゼントされるのは憧れです。奥様に、スウィート10にちなんだプレゼントやお祝いをすると非常に喜ばれるはずです。普段お祝い事をしないという夫婦でも、結婚10周年に、特別な過ごし方をしてみると夫婦の仲もより深まるのではないでしょうか。これから20年、30年と連れ添っていく夫婦として、10周年の節目をお祝いするのは非常に大切なことだと言えます。

真珠(パール)

古事記や日本書記にも登場する歴史ある宝石の一つ真珠(パール)。真珠(パール)と一言でいっても、その種類は様々で、採れる場所も海だけでなく湖などもあり、それぞれ特徴が異なります。また、冠婚葬祭のイメージが強い真珠ですが、ジーンズや白シャツなどカジュアルなスタイルで日常的に着けこなすことで、ワンランク上のおしゃれを楽しむことができます。

真珠の主な種類

アコヤ真珠(和珠)
世界で最も代表的な宝石、真珠。日本で養殖されている真珠のほとんどがアコヤ真珠。内面の結晶がきめ細かく、上品な光沢が特徴。日本特有の四季のある海が生み出した芸術品といえます。
また、巻き、照り、キズ、形、色のすべてにおいて最高品質のものを「花珠(はなだま)」と言います。
「花珠」は最高品質のアコヤ真珠を指し、「花珠」「華珠」とも書き、語源は「端珠」にあり、漁師言葉で先端あるいはトップのことを「端(はな)」というところからきていると言われています。
花珠の鑑別については、真珠専門の第三者鑑別機関として歴史が古く 国内で最も信頼があり、百貨店などでも取り扱われる真珠総合研究所や真珠科学研究所の鑑別書がポピュラーです。
花珠真珠といっても鑑別機関によって合格基準が異なる事もあり、合格ボーダーラインの商品を比べても品質が異なります。安いからといって買ってみると聞いたこともない鑑別機関のものだったりすることもあるので、実際に手に取って、自分の目で見て購入する注意が必要です。
また、真珠科学研究所においては、ホワイト系アコヤ真珠で「まきの厚さが0.4ミリ以上」「てりの強さ」「傷の程度」「形」「色」の全てにおいて、基準以上の品質を満たしている、一定基準以上の上質なアコヤ真珠を、「オーロラ花珠」と言います。さらに、「オーロラ花珠」の中で、テリを測定し得られた数値が100点満点換算で90点以上に入っていること、また反射干渉光が赤から緑までの3色以上鮮やかに出ている真珠を「オーロラ天女」と言います。鑑定取得の難しい「オーロラ天女」は最高の輝きを放つ希少性の高い逸品です。
白蝶真珠/シロチョウ真珠(南洋真珠)
白蝶貝という大型の貝から採れる真珠をさし、養殖場はオーストラリアの北部やインドネシア、フィリピン、ミャンマーなどの熱帯地域。水温の高いところで育てられるため、真珠質の分泌が盛んで大粒なものが採れます。
黒蝶真珠/クロチョウ真珠(黒真珠、タヒチ真珠)
一般的に黒真珠と呼ばれる、黒蝶貝から採れる真珠。深い緑に赤みのかかった“ピーコックグリーン”といわれる、孔雀の羽根のような色合いが最上とされています。グリーン、レッド、ブラックや淡いグレー系、ブラウン系など多彩な色をもっています。また、ピーコックグリーンを玉虫色と表現される方もいるほど、色味がきれいな真珠です。
淡水真珠
主にイケチョウ貝やカラス貝など、湖や川に生息する貝から採れる真珠のこと。中国産が大量に出回っていることで、価格もリーズナブルなためカジュアル・アクセサリー的に使える真珠として人気です。
バロック真珠(バロックパール)
綺麗な丸の形ではなく、デコボコした形の真珠のことを指します。このデコボコは、自然の中で偶然のできたもので、個性的な形をしています。この世に同じ形が存在しないの点が魅力です。

ジュエリーの種類について

ファインジュエリーとコスチュームジュエリーの二つに分けられます。
ファインジュエリーとは、貴金属と宝石の組み合わせ。コスチュームジュエリーは、それ以外の素材を使ったアクセサリーの総称です。ファインジュエリーの基本となるジュエリーの種類を以下にご紹介いたします。

リング

ジュエリーと聞くと、まず思い浮かべるのがリング(指輪)だという人も多いかもしれませんね。リングは、ジュエリーを代表するアイテムと言えるでしょう。
結婚指輪や婚約指輪は、日本では一般的に左手の薬指にはめるものとされていますが、そのほかは、どの指にどんな指輪をはめるか、特に決まりはありません。が、中には小指用の「ピンキーリング」のように、特定の指にはめるために作られたものや、「トゥリング」といって足の指用に作られたものもあります。
また最近では、「ファランジリング」という、指の第1関節と第2関節の間にはめるリングもあります。
普通の指輪より爪に近いので、ネイルとのコーディネイトで指先を美しく見せる効果もあり、と注目を集めているリングです。

ネックレス

ネックレス、ペンダント、チョーカーなど呼び方はいろいろありますが、総称してネックレスと呼びます。
チェーンだけのもの、パールが連なり一周しているもの、モチーフや宝石がぶら下がっている首飾りなど、形は多少異なれ、全てネックレスです。一般的なネックレスの長さは40~45cmで、長さによって呼び名が変わります。

40cm以下:チョーカー
約53cm:マチネ
約71cm:オペラ
約107cm:ロープ

イヤリング・ピアス・イヤカフ

耳を飾るジュエリーは、3種類あります。そのまま身に着けることができるイヤリング・イヤカフと、耳にピアスホールを開けて着けるピアスです。イヤリングの金具は、耳たぶの厚さに合わせてねじで調節できる、ねじ止め式と、挟み込むように留めるクリップ式と、クリップとネジを両立したネジばね式があります。
ピアスのタイプは、キャッチで留めるスタッドピアス、キャッチのいらないアメリカンピアス、フープピアスなどがあります。
デザインの自由度が高いピアスに比べ、イヤリングは留め具の関係でデザインに制限が出てしまうため、店頭での品数はピアスより少ない傾向にあります。
この二つに加え、近年流行しているのが、耳に引っ掛けて使うイヤーカフ。
イヤリングのように耳が痛くなることもなく、ピアスのように穴をあける必要もなく、徐々に人気を集めています。

ブレスレット

腕に身に着けるジュエリーとして、ブレスレットとバングルがあります。
二つの違いは、留め具があるかないか。一般的に留め具がないものをバングルと呼び、止め具があるものをブレスレット、総称してブレスレットと呼びます。
バングルはサイズの調整ができませんが、ブレスレットはチェーンをカットするなど、殆どのものがジュエリーショップで自分のサイズに合わせて調整をしてもらうことができます。サイズ合わせが必要になりましたら、ぜひアートジュエリー緑へ相談ください。

アンクレット

簡単に言ってしまうと足首に着けるブレスレットです。おしゃれは足元から。夏に、素足にキラッと光るアンクレットは、とてもおしゃれです。アンクレットには、金属製のもの、革製のものなどがあります。
最近では、左足に着けると「恋人がいます」、右足に着けると「恋人募集中」と言う意味合いがあると言われています。

メンズジュエリー

ちょい悪おやじ、男性ボーカリストやダンサーなどの流行とともに、再び脚光を浴びている男性向けのジュエリー。最近ではシルバーアクセサリー以外に、ダイアモンドをあしらった上品なジュエリーを男性がつけこなすスタイルにも脚光を浴びています。アートジュエリー緑の職人も、工具イメージするオリジナルメンズジュエリーを愛用しています

カフリンク

日本では、カフスボタンを略してカフスと呼んでおり、この正式な呼び名は「カフリンク」です。しかし、海外ではカフスボタンとは呼ばれておらず、英語で「カフ」、袖または足の端を取り巻く折り返した縁です。
袖は両袖分の複数形で「カフス」です。
カフリンクとは、ワイシャツ(ドレスシャツ)などの袖口(カフ)を留めるための装身具です。
カフリンクはフランスで17世紀ごろ始まったとされ、袖の装飾としてレースやリボンなどが使用されており、その代わりに金や銀のボタンを金属製の鎖で留めるようになったのがカフリンクの始まりと言われます。
種類としては、チェーン式・スウィヴル式・スナップ式・固定式・ラップアラウンド式・パドロック式・紐式など種類が豊富で、貴金属をはじめ、宝石、鼈甲、エナメル、ガラスなどが使われます。デザインもさまざまです。

カメオ/インタリオ
カメオ(英: cameo )とは、瑪瑙(めのう)、大理石、貝殻などに浮き彫りを施した装飾品・工芸品です。
日本では主にマンボウガイ、トウカムリ、ホシダカラ等の厚い貝殻に浮き彫りを施したシェルカメオが有名です。瑪瑙などの石に浮き彫りを施した物はストーンカメオ、アクリル樹脂をカメオ風に成形した物はアクリルカメオ、金属をカメオ風に成形した物はメタルカメオと素材ごとに呼び分けています。
正確には表面に浮き彫りを施したものをカメオ、沈め彫りと言う凹面に彫り込んだものをインタリオと言います。しかし、カメオとインタリオをまとめて「カメオ」と呼ぶ場合が多いです。
古代ギリシャで発達した技法で、紋章やイニシャル、シンボルを、カメオもしくはインタリオにて施した宝石を指輪にセットするシールチングを、印章代わりに使用していたと考えられています。
古代より装飾品として愛され、古くはローマ時代のものも発掘されており、近年ではイタリアなどの国で工芸品として貝殻に彫り出したシェルカメオが、装飾品として珍重される。溶岩に掘り出したラーヴァカメオより、ストーンカメオに高価なものが多い。カメオに彫られた人物像をさらにダイヤモンド、ルビーなどで装飾したものは、カメオ・アビレと呼ばれ、彫りの高さや、石の層の色の出方なども重要視されるが、鑑賞のポイントとなるのは、やはり彫りの出来となります。また、シェルカメオで一般的に言われる、巻き貝の左右の向きはあまり重要ではないといわれます。
現在のシェルカメオは、南イタリアのナポリ近郊の港町、トーレ・デル・グレコで製作されており、多くのカメオ彫刻家がそれぞれの特性などを生かし、現代アートカメオを製作している。

このように最近では、指輪、ネックレス、ピアス、イヤリング、バングル、ブローチ、トゥーリング、ペンダント、ブレスレット、アンクレット、カメオ、念珠、テニスブレス、ピルケース、ロケットペンダント・ネックレス、貝殻(シェル)、カフス(カフリンク)、タイタック、ネクタイピン(タイピン、タイバー、タイホルダー、ラペルピン)、帯留め、カクテルリング、カットリング、ハワイアンジュエリー、ジプシーピアス等をファッションジュエリー・アクセサリーとして楽しむ方が増えてきています。

金属アレルギーをおこしやすい金属

金属アレルギーかな?と思ったら身に着けている金属を外し、皮膚科に行きましょう。
金属アレルギーの診断が出たら、その金属を身に着けないということでアレルギーを回避できます。

金属アレルギーを起こしにくい金属や素材

ニッケル
加工しやすく安価で錆びにくいという優秀な金属であるニッケルですが、アレルゲンの代表格です。
メガネ、硬貨、ステンレス、形状記憶合金などに使われる、身近であり生活になくてはならない金属です。
日本ジュエリー協会では、ピアスのポスト・キャッチ部分にニッケルの使用をしないよう周知を図っています。
コバルト
アクセサリーのパーツやメガネのフレーム、ガラス、リチウム電池などに使われています。
クロム 
時計用バンドの金属部分や革製品にクロムが含まれている場合があり、汗をかくと湿疹を起こすことがあります。

ジュエリーやアクセサリーを選ぶ時は、ゴールド(K18)やプラチナなど、金属アレルギーを起こしにくい素材を選ぶことがおすすめです。しかし、ゴールド(K18)やプラチナの貴金属は、比較的アレルギーを起こしにくいと言われていますが、少数ながらアレルギーを起こす人もいます。金属アレルギーかな?と思ったら身に着けている金属を外し、皮膚科に行きましょう。
金属アレルギーを防ぐポイント
金属アレルギーの対策として一番大切なことは、アレルゲンとなる金属を避けて、金属イオンが溶け出すのを防ぐために、夏場や運動する時など汗をかきやすい場面では、ジュエリーやアクセサリーを外すようにしましょう。
「金属アレルギーだからアクセサリーを身に付けられない」とあきらめず、ご自分に合ったジュエリー、アクセサリーを楽しんでください。